初めての歌舞伎座。内容より「建物」が気なった
前回(初めての歌舞伎座。「一幕見席(ひとまくみせき)」に挑戦)の続き。
内容
初めてということで2,000円ほどの安い席のチケットを購入して観た「東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅう ひざくりげ)」。
ともて良かったです。
分かりやすかったですし、何よりも楽しかった。
詳しい内容は面倒なので書きませんが、終盤、4F席まで役者の方がワイヤーで吊るされながら迫ってきたりしてビックリもしました。
ジャニーズのコンサートでのワイヤーアクションはこれの真似だったのか!と思ったり、SMAPの解散を憂いでみたり、いろいろ思考が散在しながらもエキサイティングなショーを楽しめたと思います。
内容もほとんど理解できたし、入門としては良い幕を選んだものだと思います。
建物
内容は良かったのですが気になったのが、歌舞伎座自体の造りです。
一番安い席を買っておいてなんなんですが、少し文句を言うと
- 席が狭い(外国人も増えているので辛そう)
- 花道が見切れている
- 舞台のセットが見切れている
席の狭さは、しょうがないとしても見えないのはなぁ〜。
角度とかもっと調整できなかったのかぁ〜。
安く金額削ったチケットだから見える内容も削られたのかなぁ〜。
などなど。
だからももう歌舞伎座なんか行かない!ってほどでもないのですが、もっといい造りにできるのでは?と思ってしまいました。
伝統的なものだから造りが変えられないのか。。。はたまた、これが完成された造りなのか。。
(一幕見席だけがこのような形なのかもしれません。お金の力で解決できるかも。)
歌舞伎座の歴代建物
歴代の歌舞伎座の模型がありました。
第一形態、第二形態、第三形態、第四形態、現在が第五形態ということですね。
第一形態が「明治」に作られたということが意外です。それほど昔からあるものではないのですね。(江戸期からあるイメージだった)
そんなに古くからあるものではなく、何度も造り直しているなら、文句が出ないような最適な空間に作ってよ!と思った次第です。
ちなみにこちらが中身が見えるバージョンの模型。
改善の余地はあると思います。