個人間送金アプリ「Kyash」を初めて利用してみた

スマートフォンだけで支払いができる「オサイフケータイ」機能は、Apple Play、Android Pay(さよならGoogle wallet)などの登場で世界中でも当たり前になっています。
そして現在では、スマホでの個人間におけるお金のやりとりが頻繁に行われています。
そこで利用されるのが個人間送金のアプリです。

私の周りを見ると利用している人はまだ少ない印象ですが、利用可能なサービスは様々なものが登場しています。

こちらで各サービスの詳細な比較が行われています。

carrinova.com

今回はこの記事でもオススメされている「Kyash」を利用してみました。

Kyash

Kyashの特徴は、始める手軽さと利用範囲の幅広さです。

play.google.com

始める手軽さ

Kyashは他サービスと異なり、本人確認作業なしで送金が可能です。
利用可能になるために数日かかるということは無く、その場でアプリをインストールして利用し始めることもできます。
これはクレジットカードの登録だけで、銀行口座との紐付けが必要ないためです。 そのため、現金化(出金)はできません。
送金は、その場で金額を入力して送るだけですぐに相手のKyashアプリに届きます。

送信を受け取った表示
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Kyashアプリを利用していない相手にもFacebook Messager, LINEを利用して送金が可能です。
※ これは「送金」が可能なのであって、受け取る相手は最終的にKyashアプリをインストールする必要があることに注意です。

利用範囲の幅広さ

Kyashは、利用開始時にKyashのVISAカードが発行され、このカードはオンラインショッピングにて通常のクレジットカード同様に利用可能です。
ほとんどの人が普段の買い物でAmazon楽天、ZOZOTOWNなどの様々なオンラインショッピンを利用することが多いと思います。
これらオンラインショッピングで利用可能ということであれば現金化ができないことは大した問題ではないと思います。
他のサービスは現金化が可能ですが、現金化には通常手数料が発生しますし、個人間でやり取りする残高金額であれば、オンライン利用用途の方が多いのではないかと思います。
こういった意味でも多くのオンライン店舗で利用可能なVISAカードが発行されるKyashは利用範囲が広いと言えます。

まだまだ日本では一般的とは言えない個人間送金ですが、今後は利用する人も増えてくるのでKyashには是非とも利用しやすいサービスを作っていってもらいたいと思います。

Apple Pay Cashは?

ここまで「Kyash」を褒めて来ましたが、Apple好きとしては
Apple Pay Cash」はまだか!「Apple Pay Cash」はまだか!
という状況です。

個人間送金が可能となるサービス「Apple Pay Cash」はそろそろアメリカで利用可能になりますが、日本ではまだ先です。

japan.cnet.com

仮に利用可能となってもiMessageアプリに閉じた世界なので、Appleユーザ以外は利用できません。
AppleユーザでもiMessageを利用している人がどれだけいるのか?という残念な問題は横に置いておいて、Apple Pay Cashを楽しみに待ちたいと思います。

個人 -> 店舗の支払いではApple Payは順調なようですが、個人 -> 個人ではどのような状況になるのでしょうか?

japanese.engadget.com